尾瀬夜行に乗って
2018年6月、第9回大宴会が無事閉幕し、次回は、節目の第10回です。
例年、大宴会in南会津は9月開催で夏休みを準備に費やしていた本部スタッフの皆さんも、
今年は少し休めたでしょうか。
こんにちは東京スタッフのコージ(実家は南会津)です。
お盆の帰省に合わせ、大宴会in南会津会場からほど近い尾瀬国立公園に行ってきました。
自然が生んだ一大レジャーパーク、尾瀬を紹介します。
今回利用したのは「尾瀬夜行」と呼ばれる夜行列車。
深夜に浅草を出発し、早朝に会津高原尾瀬口に着き、
そこからバスで希望の登山口まで連れて行ってくれるツアーです。
いざ尾瀬国立公園へ
【今回のプラン】
8月11日、沼山峠→尾瀬沼→見晴(山小屋宿泊)。
8月12日、見晴→燧ケ岳(東北最高峰)→御池登山口→実家。
お盆の会津は、大抵晴れるのですが、
前日は栃木、群馬付近で豪雨がありニュースになっていました。
次第に天候は回復していくそうで、
天気予報を信じて、AM7:30出発。
早速、木道を川のように水が流れます(じぇじぇじぇ)。

美しい植物に癒され、
「雨でも、まっ、いいか」と思えてきます。
南会津に生まれ、南会津で育ちつつ、
山登りに関心が薄かった親に感謝です。
慣れすぎて感動が薄れるとことってあると思うのですが、
私の場合、少年並みにフレッシュな体験です。
尾瀬沼
AM9:00尾瀬沼着、かの有名な「長蔵小屋」があります。

私が小学生の頃、国語の教科書(光村図書)に
「守るみんなの尾瀬を」という話が載っていたのですが、
その主人公が長蔵さんの孫、長靖さんでした。
雪原で倒れて亡くなられたシーンが印象的で、
記憶力のよくない私も憶えています。
尾瀬を開山した平野長蔵さん(初代)から、
長英(2代目)、長靖(3代目)
と続く歴史のある山小屋です。
今みたいに口うるさく言われていなかった頃から、
自然保護運動をしていた一家で、持続可能な開発の先駆けですね。


AM10:00尾瀬沼の反対側、沼尻エリアに着くと、
今年の6月にオープンしたばかりの売店があったので、小休憩。
白砂峠を越えて、見晴に向かいます。
次第に晴れの予報ですが、天気がころころと変わります。
緑が深い。
見晴
えっちらおっちら歩いて見晴に到着です。

6軒の山小屋が並び、尾瀬国立公園内でもっとも賑やかなところ、街です。
どの小屋が良いか選ぶのが難しいという方は、
尾瀬の山小屋情報が、こちらのサイトにまとまっています。
どの小屋を選ぶかは、あなた次第です。
AM12:00 昼食。
山で食べるご飯って何でこんなに美味しいんだろうかと思いますが、
美味しいんです。

昼ごはんを食べ、散策しているうちに晴れてきました。

明日は、燧ケ岳に登ります。

なにはともあれ大宴会in南会津に関心を持った方、尾瀬もいいところですよ。
登山は難しくとも、木道が整備されているので、小さい子でも尾瀬は楽しめます。
6月に大宴会が移ったので、9月の連休に尾瀬はアリかと。
大宴会in南会津スタッフ・コージ